“Nevadian Collector”セールの全ラインナップにおける40本の時計のうち、4本は極めて豪華なカラトラバだ。クラシックなRef.2526(ベンの2016年の詳細レポート「今、なぜパテック フィリップ Ref.2526なのか?」をお見逃しなく)3本とイエローゴールドケースにエナメルダイヤルを備えたRef.3428だ。
象徴的なRef.2526の後継として登場したRef.3428は、1960年に発売され、Ref.2526と同じケース形状でありながら、新しく改良された自動巻きCal.27-460を搭載。しかし、それ以外のカラトラバ Ref.3428に関する学術情報はあまりなく、製造期間や製造番号など、多くの重要そうなディテールが謎のままになっている。サザビーズが月曜日のロット2018のカタログノートで確認したところ、イエローゴールドのRef.3428は、過去に20本しか市場に出回ったことがないと確認されている。この美しくもどこか謎めいたカラトラバは1962年のもので、エスティメートは32万~48万香港ドル、日本円にして約520万〜780万円となっている。
パテック・フィリップ 年次カレンダー 5146J 新品送料無料メンズ
品名 年次カレンダー
Annual Calendar
型番 5146J
素材 ケース 18Kイエローゴールド
ベルト 革
ダイアルカラー アイボリー
ムーブメント 自動巻き
Cal.324 S IRM QA LU
防水性能 30m防水
サイズ ケース:39 mm(リューズ除く)
メンズサイズ
ガラス サファイヤクリスタル風防
仕様 トリプルカレンダー ムーンフェイズ
付属品 パテック・フィリップ純正箱付・国際保証書付
2月以外の日付調整が不要な年次カレンダー機構搭載 18Kイエローゴールドケース シースルーバック
パテックフィリップのRef.2526は、端的に言えば、あなたがよく知る古典的なカラトラバだ。“Nevadian Collector”セールのロット2025は、1958年に作られ、前世代のムーブメントを搭載していることを除けば、イエローゴールドケースとエナメルダイヤルで、先ほど紹介したRef.3428と驚くほどよく似た外観をしている。
そしてロット2010もカラトラバ Ref.2526だ。こちらは1957年製のピンクゴールドケースで、南米ベネズエラの老舗宝飾店“SERPICO Y LAINO”(セルピコ イ レイノ)のサインが入っているのが特徴だ。そのため、40万~55万香港ドル(日本円で約650万〜897万円)のエスティメートが提示されている。
“Nevadian Collector”セールの最後の2526は、先ほどご紹介したみっつのカラトラバのアイボリーエナメル文字盤とは異なり、ブラックエナメル文字盤にイエローゴールドケースを備え、美しいコントラストをなしている。また、ロット2007は2526の初回生産年である1953年製だ。ダイヤルの2度焼きエナメル加工や、アプライドとファセットが施されたたゴールドのアワーインデックスをダイヤルにセットするためのピンが使用されている点など、第一世代と認めるのにふさわしい意匠が揃っている。
カラトラバ2526の第一世代は、標準的なアイボリートーンではないブラックエナメルダイヤル採用モデルが非常に少ないことが知られている(サザビーズはロットノートで10例を挙げている)。さらに、この2526のダイヤルは長年にわたってきれいな状態を保っており、目に見えるひび割れはゼロだ。ロット2007のエスティメートは、80万~160万香港ドル、日本円で約1300万〜2600万円となっている。
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